
ジュネーブ:シリアの沿岸部で宗派間の暴力が大発生し、3月の一連の虐殺で頂点に達した際、暫定政府軍メンバーとシリアの旧支配者に忠実な戦闘員の双方によって戦争犯罪が行われた可能性が高いことが、国連の調査チームが木曜日に発表した報告書で明らかになった。
国連シリア調査委員会の報告書によると、主にアラウィー教徒のコミュニティを標的とした暴力で、民間人を中心に約1400人が死亡したと報告され、違反行為の報告は続いている。
沿岸地域での事件は、昨年のバッシャール・アサド大統領の失脚以来、シリアを襲った最悪の暴力事件であり、暫定政府は事実調査委員会を発足させた。
ロイター