
ガザ市:ガザの民間防衛局によると、木曜日、軍がガザ市への砲撃を強化する中、イスラエルの攻撃により少なくとも17人が死亡した。
死者の中には、人道支援を待っていた6人の市民も含まれていると、市民防衛のスポークスマン、マフムード・バサル氏は述べた。
「イスラエル占領軍は、ガザ市のツァイトゥン地区で空爆を強化している」
イスラエル軍はまだコメントを発表していない。
「4日連続で、この地域は軍事作戦の対象となっており、多数の死傷者が出ている」とバサル氏。
「今日の夜明け以来、この地域の家族や住民から28件の通報を受けた」
「砲撃のため、多くの人々がこの地域から離れることができない」と報道官は付け加えた。
ツァイトゥン在住のマラム・カシュコさんは、この4日間で空爆の回数が増えたと語った。
「私の甥とその妻、そして子どもたちが砲撃で殺された」とAFPに語った。
AFPのビデオカメラマンによると、彼らの遺体はガザ市のアル・アハリ病院に運ばれ、まもなくサイイド・ハシム墓地に埋葬されたという。
水曜日、イスラエル軍のトップは、すべての人質解放とハマス打倒を目的としたガザ地区での作戦の新計画を承認したと述べた。
軍はガザ市と近隣の難民キャンプを掌握するつもりであり、それは22ヶ月以上の戦争で荒廃したパレスチナ領土で最も人口密度の高い地域の一部である。
軍を含む複数の情報筋によると、過去3日間、ツァイトゥンは繰り返し空爆の標的になっている。
悲惨な人道的状況に加えて、ガザは猛暑に見舞われており、テントやその場しのぎの避難所で暮らす避難民にとっては特に厳しい状況だ。
「暑さは耐え難い。私たちはナイロンのテントで暮らしていますが、まるでオーブンのようです。換気もできないし、日中は中にいることができません」と、アル・マワシ・キャンプに避難しているウンム・ハレド・アブ・ジャザールさん(40)は語った。
「子どもたちは皮膚に発疹ができました。私たちが飲む水でさえ、日差しで熱くなっています。私たちを冷やすものは何もありません。暑さは日々の苦しみに拍車をかけるだけです」と5人の母親はAFPに語った。
AFP