
モスクワ: ロシアは土曜日、ウクライナ東部の軍がドネツク地方の2つの村を占領したと発表した。世界の指導者たちが紛争終結の仲介に苦闘する中、現地での軍事的圧力が高まっている。
ロシア軍は東部地域で徐々に前進しており、キエフの重要な防衛線に近づいている。
モスクワ国防省はテレグラムで、ロシア軍がスレドニエ村とクレバンビク村を占領したと発表した。
クレバン・ビクを奪取すれば、ウクライナの主要な兵站基地があるクラマトルスクへの道にある重要な要塞都市、コスティアンティニフカに向けてさらに前進することになる。
金曜日にロシアは、自軍が2022年9月に併合したと主張するドネツク地方の3つの村を占領したと発表した。
ドナルド・トランプ米大統領が紛争終結に向けた努力の一環として求めていたロシアとウクライナの大統領による首脳会談への期待が薄れる中、ロシア軍の最新の進撃があった。
セルゲイ・ラブロフ・ロシア外相は金曜日、トランプ大統領の調停努力が停滞しているようなので「会談は予定されていない」と述べ、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアは攻勢を長引かせようとしていると述べた。
また金曜日、トランプ大統領は記者団に対し、ウクライナの和平努力について2週間以内に「重要な」決断を下すと述べ、モスクワが大規模な制裁に直面する可能性を示唆した。
AFP