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エジプト政府は、ハフタル軍の軍事攻勢失敗を受け、リビアに関する新しいプランを発表した

エジプトのシシ大統領が土曜日リビア内戦の停戦を提案(File/AFP)
エジプトのシシ大統領が土曜日リビア内戦の停戦を提案(File/AFP)
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07 Jun 2020 12:06:39 GMT9
07 Jun 2020 12:06:39 GMT9
  • シシ大統領は、このプランはリビアからのすべての外国人戦闘員の退去要請を含むと述べた。
  • 彼は、指導者評議会の選出と、6月8日からの停戦を提案した。

カイロ:エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシシ大統領が、土曜日、リビアに関する新しいプランを発表した。内戦に疲弊する同国の東部勢力の司令官ハリファ・ハフタルの同席のもと、指導者評議会の選出と6月8日からの停戦を提案した。

東部勢力のアグイラ・サーレハ・イーサ代表議会議長も同席しカイロで行われたこの会見で、シシ大統領は、この提案はジュネーブでの和平協議とすべての外国人戦闘員に対するリビアからの退去要請を含んでいることを明らかにした。

2011年にNATOの支援を受けた反政府勢力によって独裁者ムアンマル・カダフィ政権が崩壊して以来、リビアには、安定した中央政府が存在しない。5年以上に渡り、東部と西部に敵対する議会・政府が存在し、市街はしばしば武装勢力によって統制されてきた。

シシ大統領によるこの発表は、ハフタル司令官のリビア国民軍(LNA)による14ヶ月にわたる首都トリポリへの軍事攻勢が失敗したことを受け、なされたものである。

撤退により、ハフタル軍は、昨年トリポリへ侵攻するときに占領した地域の多くを失い、敵対する国民統一政府(GNA)の暫定政権がリビア北西部のほぼすべての地域を支配することになった。しかし、ハフタル軍とその同盟勢力は、リビアの油田のほとんどと、東部と南部の多くを今も支配下においている。

今まで、休戦と対話再開のためのいくつもの試みが失敗に終わってきた。しかし、国連も最近、停戦協定を結ぶため、双方の政権と個別に協議を始めていた。

ロイター

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