
カイロ―リビアの国営石油会社(NOC)は9日、“軍隊”がシャララ地区の油田に進入し、従業員に対して油田を閉鎖するよう伝えたことを明らかにした。同油田でメンテナンス作業が開始されたのは数時間前。
また、NOCは声明の中で、同油田の従業員に対し、業務中止に関する軍隊の命令に従わないよう伝えたと述べた。
声明では、その“軍隊”がどのグループに属しているかについては明らかにされなかった。
同国の石油施設警備隊は、5日に発表した短い声明の中で、リビアのシャララ油田から延びるハマダ・パイプラインは、石油の禁輸措置を経た後、操業を再開したと述べていた。
ロイター