
東京 : 日本政府は、新型コロナウィルス感染症が世界的に流行する中、医療施設の強化のため、チュニジア共和国に5億円(470万ドル)の無償援助を提供する。
在チュニジア日本大使館の清水晋輔大使は、6月9日に首都チュニスでセルマ・エンナイファー外務大臣に会い、援助に関する文書を手渡した。
支援の目的は、特に新型コロナウィルスの蔓延を背景に、X線や超音波装置などの医療機器を通しチュニジアの衛生および医療システムを強化することにある。チュニジアでは感染者の減少傾向は見られるが、流行の第二はに対する懸念は残る。
日本政府は、COVID-19の蔓延は日本を含む世界中の国にとって社会的かつ経済的な脅威となっており、国際社会が一丸となって取り組むべき問題であり、特に途上国での病気の蔓延防止が重要である、と述べた。
日本は、感染症拡大をできるだけ早く抑えるために、医療制度が脆弱な国々を引き続き支援する方向だ。