
アラブニュース
ドバイ:継続中の内戦が公衆衛生上の大惨事のきっかけになるのではないかと懸念される中で、イエメンの地方自治体職員は、自らの管轄で新型コロナウイルスの新規感染者を発表した。
アルマハラ県で6月13日、12人の新型コロナウイルス新規感染者が発表され、これにより、こちらでの累積感染者数は15人となった。
南西部の都市、タイズ県では、新型コロナウイルスに関する国家最高委員会が31人の新規感染者を確認し、これにより、こちらで確認された累積感染者数は191に増加した。「54人が検査を受け、そのうち31人に陽性反応が出ました」と、同委員会のスポークスマン、アーメド・マンスール氏が述べた、と国営通信社サバニュースが報じた。
感染者のうち8人が死亡し、新型コロナウイルスによる死亡者数は、現在のところ42人に増加した、とマンスール氏は述べた。「回復した感染者は16人です」。タイズ県はイランに支援されたフーシ派武装組織6年間包囲され、際限なく侵略が試みられてきたので、この都市の医療体制は崩壊させられた。