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イラン、ジャーナリストに死刑を宣告、刑務所の女性活動家を弾圧

01 Jul 2020
ルホラ・ザムは AmadNews というウェブサイトを運営し、イラン公務員に関する恥ずべき動画や情報を投稿していた。(AP Photo)
ルホラ・ザムは AmadNews というウェブサイトを運営し、イラン公務員に関する恥ずべき動画や情報を投稿していた。(AP Photo)
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Updated 01 Jul 2020
01 Jul 2020
  • テヘランはコロナウイルスによる危機の中でも、女性の権利活動家を収監
  • 政権が「女性がリーダーの役割をさらに務めるようになることを阻止するため、いかに必死になっているのか」かを示している

アラブニュース

ロンドン:イランは2017年の全国的な抗議活動を引き起こす一助となったジャーナリストに対して死刑を言い渡し、同国の悪名高い刑務所システムの中では女性の権利活動家に対する抑圧をさらに強めている。

ルホラ・ザムは亡命先のパリから AmadNews というウェブサイトを運営し、イラン公務員に関する恥ずべき動画や情報を投稿していた。また、イランでもっとも人気があるメッセージアプリの Telegram 上でもチャンネルを運営し、今後の抗議活動の情報を広め、デモの動画をシェアしていた。

司法府のスポークスマンであるゴーラムホセイン・エスマイリは、火曜にこのジャーナリストに死刑が言い渡されたと発表した。

ザムは2019年10月にイランに戻るよう説得され、その後逮捕された。拘留され、そのあとにテレビ放送された懺悔では過去の活動に対する謝罪を述べた。

このジャーナリストの父親は80年代初期にイラン政府で働いていた革新主義者のシーア派聖職者モハンマド・アリー・ザムであり、彼は2017年の抗議活動中の息子の行動を公然と非難していた。

ザムに対する死刑宣告に加え、最近テヘランは同国の女性の権利活動家に反対する動きを活発化させている。

政府は同国の混雑した刑務所システムの中で新型コロナウイルスに対処するため、一時的に数千人の囚人を釈放したが、女性の権利活動家に対しては一様に罪状を追加することで釈放を拒絶し、人権団体から批判を受けている。

たとえば、イランでもっとも有名な女性の権利擁護者の一人であるナルゲス・モハンマディは2015年に死刑廃止を求める運動を行い、懲役16年を言い渡された。

家族によれば、彼女は刑務所からの一時帰休を拒否され、「シーア派の最高指導者フセイン殺害を祝うために、服喪期間中の牢内で踊った」という罪状を科されている。家族はこの罪状を馬鹿げていると断じている。

彼女は新たな罪状により、5年の刑期延長と74回の鞭打ちに直面している可能性がある。

女性の権利活動家であり死刑反対の運動家でもある32歳のアテナ・ダエミは7月4日に一時帰休するはずだったが、現在新たな罪状を科され、釈放の資格なしとなっている。

悪名高いエヴィーン刑務所に収監されている彼女は25か月の刑期延長に直面しており、これは反政府スローガンを唱え「規律を乱した」ためとされているが、本人はこの主張を否定している。

イランにあるニューヨークを拠点とする人権センターのジャスミン・ラムゼイはこう述べている。「牢の中から他者の権利のために声を上げ続ける多くの政治犯が示すように、女性はイランにおける権利と平等を求める闘争の最前線にいます」

「司法プロセスまで変更してこれらの囚人に長期間の刑期を科して口を塞ごうとすることで、 イランの司法と諜報職員が女性がリーダーの役割をさらに務めるようになることを阻止するため、いかに必死になっているかが示されています」

アメリカを拠点とするジャーナリスト兼活動家のマシー・アリネジャドはこう述べている。「何年も何年も私たちは恐れを抱いていました。しかし今や女性は恐れを知りません。彼女たちは政府を恐れさせる戦士になりたいと考えているのです」

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