
アラブニュース
ドバイ:湾岸協力会議(GCC)事務総長のナイエフ・アルハハルフが、イエメンでの紛争の平和的解決に向けあらゆる努力を追求することを求める同グループの要求を再確認した。
この汎湾岸組織当局者はこれまでに国連イエメン特使マーティン・グリフィスと面会し、戦争で引き裂かれたこの国のための開発・人道事業について話し合った。
イエメンの長期化している紛争は100,000人以上の死者を出した他、300万人の人々を強制退去させ、人口の3分の2を生き伸びるため外部からの食糧支援に依存せざるを得ない状態に置くなど、世界最悪の人道的危機を生み出してきた。
国際社会はイエメンで戦争を煽っているとして、イランを非難してきた。イランはホーシー派に武器貨物を送ることで、彼らが政府やサウジ主導の連合軍から激しい攻撃を受けているにもかかわらず、反乱を維持することを可能にしている。
専門家も同様に、約6年にわたってイエメンの支配をめぐり同国政府と戦ってきたフーシー派に対するイランの物質的な援助が、彼らの武装ドローンや弾道ミサイルによるサウジアラビア領土を標的にした攻撃も可能にしていると主張する。
6月にイエメンの海沿いの町モカの沖合で、ミサイルや狙撃銃、弾薬など数百のイラン製武器を積んでいた1隻のダウ船が拿捕された。