
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアは、湾岸地域の隣国UAEによる、2022~23年度国連安全保障理事会非常任理事国への立候補を支援している。
サウジアラビアの国連副常任代表者ハリド・ビン・ムハンマド・マンザラウィは、この世界機関のアジア太平洋グループのバーチャル会議中に、他の諸国に対しUAEの立候補を支援するように呼びかけた。
マンザラウィは、「UAEは国際協力、平和、安全保障、および持続可能な開発と密接に関連する主な問題への対処において成功を収めており」、「中東および世界中で永続的な平和を実現するという共通の目標達成に向けた国連や海外パートナー諸国との密接な協力を通して示される、優れた人道的行動を行っている」と述べた。
このサウジ特使は、UAEの「平和メッセージの促進や寛容の文化の拡散に対する」努力、「並びに、対話と信頼構築を通した平和的手法による紛争解決を目指す外交的努力の支援におけるその取り組み」を称賛した。
UAEはこれまでに、国連安全保障理事会におけるアラブに対する常任議席の割り当てを繰り返し求めていた。アラブ連盟が行っているように持ち回りで埋められる議席である。
安全保障理事会の常任理事国と非常任理事国の拡大は一貫しているべきであり、総会出席加盟国の最低3分の2によって承認されるべきと、UAEの国連常任代表者アブドゥル・アジズ・ナセル・アルシャムシは提案してきた。