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イエメン、2015年協定のもとイラン核合意に関する国連報告書を受け入れ

アメリカ合衆国国務省のマイク・ポンペオは早期に、国際連合安全保障理事会に無期限でイランへの武器輸出禁止を呼びかけた。(AFPファイル写真)
アメリカ合衆国国務省のマイク・ポンペオは早期に、国際連合安全保障理事会に無期限でイランへの武器輸出禁止を呼びかけた。(AFPファイル写真)
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04 Jul 2020 10:07:21 GMT9
04 Jul 2020 10:07:21 GMT9

アラブニュース

・イエメン外務省は、「イラン政権のすべての侵害を終結させる必要性」を強調している。

ドバイ:イエメンの国際的に認められている政府は金曜日、2015年に世界規模団体が承認した、安保理決議第2231号の核合意におけるイラン側の実施に関する、国連事務局員の報告書を受け入れた。

声明の中で、イエメン外務省は「イラン政権のすべての侵害を終結させる必要性」を強調し、イエメンのフーシ派に弾道ミサイルやその他の武器を譲渡したとしてテヘランを非難した。反対勢力は、イエメン人を殺害しサウジアラビアを攻撃するため、武器を使用している。

同外務省はさらに、フーシ派のイランによる武装化が続けば、国連の平和調停国や各国が行うイエメンの平和実現への尽力を台無しにしてしまうと警告した、と国営通信社のサバ通信は報告した。

アラブの指導者は早くから、イランが支援しているフーシ派が、サウジアラビアを狙った仕掛け爆弾付きのドローンを軍事的に発射したことを非難した。ドローン3機はイエメン領空内でアラブ連盟軍によって迎撃され破壊されたが、その他の武器はサウジアラビアの領土で撃ち落とされた、とアラブ連盟の広報担当者、Turki Al-Maliki大佐は金曜日に述べた。

「こうした攻撃は、フーシ派の武装勢力が、戦争行為を終結させてイエメンの平和調停の重大な過程に参加しようとする政治的意思が、いかに欠落しているか、表しています」とアラブ連盟事務局長、Ahmad Abul Gheitは声明の中で述べ、武装勢力は戦争荒廃国の安定と平和を台無しにしていると付け加えた。

アラブ議会も同様に、フーシ派の武装勢力による「卑劣な攻撃」を強く非難した。

「繰り返される攻撃は、この地域の安定や安全に対する脅威など、フーシ派による国際的および人道的基準への明確な侵害を表しています」とアラブ議会議長のMishaal Al-Salmiは声明の中で述べ、本団体のサウジアラビアとの支援を、「この地域の安定および安全を維持すること」において確約した。

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