
テヘラン、イラン:イラン南東部の石油化学センターで塩素ガスが漏れ、従業員70人が発病した、とIRNAが4日、報じた。
フージスターン州の南東に位置するマフシャールにあるカルン石油化学センターの従業員のほとんどは、治療を受けた後、解放された。
一方、同じくフージスターン州のアフワズではゼルガン発電所で変圧器が爆発し、火災が発生した、とIRNAは4日、報じた。
2時間にわたる消火活動の後、消防士が火炎を封じ込めた。
同発電所の安全衛生管理者であるMohammad Hafezi氏はIRNAに、火災の原因は調査中だと語った。
イランの、石油資源に恵まれたフージスターン州で二つの事件が起きたのは、イランの、地下にあるナタンツ核濃縮施設の上にある遠心分離器製造工場で、2日の朝に火災と爆発が起きた後だった。
当局は、ナタンツの火災の原因を当局は知っているが、「セキュリティー上の理由」から、すぐには公表されない、と述べた。
6月30日には、テヘラン北部にある診療所で、ガス漏れによる爆発が起こり、19人が死亡した。
AP