

東京:日本南部の打ち上げ場所の悪天候のために延期されていたアラブ首長国連邦の火星探査機の打ち上げは、現在、月曜日に設定されている。
「アマル」(HOPE)と名付けられた探査機は、アラブ世界初の惑星間ミッションである。
H-IIAロケットを提供している三菱重工業によると、当初水曜日に予定されていた種子島宇宙センターからの打ち上げは、月曜日の午前6時58分(21:58 GMT 日曜日)に再設定されたという。
だが三菱は、天候によってはさらなる延期の可能性があるとしている。同社は発射期間を8月13日までに設定した。
一週間以上にわたる大雨によって日本の大部分が浸水し、九州の主要な南の島では大規模な土砂崩れと洪水が引き起こされた。
「HOPE」は、UAEが建国50周年を迎える年2021年2月に火星に到達する予定だ。「HOPE」ミッションの成功は、宇宙に未来を求める石油依存経済にとって大きな一歩となるだろう。
「HOPE」は、上層大気を調査し、気候変動を監視するための3つの機器を搭載しており、少なくとも2年間かけて火星を一周する予定だ。UAEによると、「HOPE」は初めて異なる季節間での火星の大気の完全な見解を提供するという。
他にも2つの火星ミッションが米国と中国によって近日中に計画されている。日本には、2024年に計画されている独自の火星衛星探査ミッションがある。
AP