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国連核監視機関のトップ、ラファエル・グロッシ氏が「今週」イランを訪問と、イラン特使が発表

国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長(File/AFP)
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長(File/AFP)
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23 Aug 2020 12:08:33 GMT9
23 Aug 2020 12:08:33 GMT9
  • 国際原子力機関は、核施設の査察を受け入れるようにイランに圧力をかけてきた
  • 発表によれば、グロッシ氏は「イラン側の高官」と会談の予定

ウィーン:国連核監視機関のトップ、ラファエル・グロッシ氏は土曜日、核監視のためテヘランを月曜日に始めて訪問すると語った。疑いが持たれるイラン国内2か所の旧核施設の査察に関する交渉は何カ月にも渡って難航してきたが、査察を受けいるようイランに圧力をかけるのが目的である。

国際原子力機関の35ヶ国の理事国によって構成される理事会では6月、査察受け入れ要請の決議を採択した。これにより同機関は、申告していない核物質を保管している、またはその痕跡がある疑いのある国内2か所の施設について、IAEAの査察を受け入れるようイラン側に圧力をかけてきた。この2か所の施設は同機関の2つの四半期報告書に言及されている。

「今回の訪問の目的は、テヘランで協議することにより、イランでの安全対策、特に査察受け入れに関して国際原子力機関が抱えてきた問題で具体的な進展を得ることです」と12月に国際原子力機関の事務局長に就任したグロッシ氏が声明で語った。

声明によれば、グロッシ氏は不特定の「イラン側の高官」と会う予定である。難航してきた査察受け入れ問題が9月にある国際原子力機関の次の理事会までに解決されることを、ウィーンの外交官たちは望んでいる。

「今回の訪問が相互協力の強化につながることを願っている」と、大使館がツイッターに投稿した声明の中で、国際原子力機関のカーゼム・ガリーブアーバーディー・イラン政府代表が述べた。

ロイター通信

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