
パリ:フランスの外相は木曜日、レバノンは政治的指導層の行動不足のために消滅する危険性があるとし、国のための重要な改革を実施するために新政権を早急に樹立する必要があると述べた。
「もし彼ら(レバノン当局)が改革を実施しなければ、国際社会は支援を提供しないでしょう。彼らは速やかに実行しなければなりません…今日のリスクはレバノンの消滅につながるからです」とジャン=イヴ・ル・ドリアンはRTLラジオに語った。
フランスは、2年間近くにわたりレバノンへの外交努力を主導し、レバノンが改革を推し進め、財政破綻を相殺するために必要な国際援助を受けられるよう説得してきた。
8月4日の爆風で近隣地域が全壊し、180人以上が死亡し、25万人が家を失った直後、エマニュエル・マクロン大統領はベイルートに急行し、国際的な復興支援を利用して、レバノンの各派閥が汚職に手を染めていない、外国の資金提供者に支えられた人物が率いる新政権を選ぶことを期待して説得を行った。
しかし、一部の外交官は状況に不満を募らせており、進展は遅々としている。
マクロン大統領は9月1日に再びベイルートを訪問する
「レバノン当局が責任を負うべきです。彼らは訓練を受けており、有能ですが、自分たちの間のコンセンサスに基づき行動不足に陥っています。しかしそれはもはや不可能になっています。大統領は8月6日のベイルート訪問時に彼らにそのことを伝え、火曜日のベイルート訪問時にもそれを繰り返すでしょう」とル・ドリアンは述べた。
ロイター