
ドバイ:アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ザーイド人工知能大学(Mohamed Bin Zayed University of Artificial Intelligence)とイスラエルのワイツマン科学研究所(Weizmann Institute of Science)が共同研究を行うことで合意した。日曜、UAEの国営通信社WAMが報じた。
UAEは1か月前にイスラエルとの国交正常化を決定したが、今回のMoU締結はその決定に続くものだ。両国は、国交正常化によって経済的・技術的恩恵がもたらされることを期待する、としている。
WAMの報道によると、MoUはイスラエルとUAEの高等教育機関の間で初めて締結され、「進歩のためのツールとしての人工知能の開発・利用を推進する」ことを目的としているとのことだ。
また同報道では、双方が協力する可能性のある分野として、学術交流や学会、コンピューティング資源の共有、人工知能分野におけるバーチャル・インスティテュートの共同設立が含まれるとしている。
ムハンマド・ビン・ザーイド人工知能大学は2019年に設立された教育機関。
ロイター