
ハルツーム—- アブダッラ・ハムドック首相は土曜日に、スーダンは米国のテロリズムリストからのスーダンの除外とイスラエルとの国交正常化を結びつけたくないと語った。このリストは同国の経済に向けた外国融資の妨げとなっている。
情報筋の今週の発言によれば、米国当局はスーダンの代表団との会談の中で、米国の望みは、ハルツームがUAEとバーレーンにならい、イスラエルとの国交を開くことだと伝えた。
スーダンがテロリズムの支援国家として指定された時期は、失脚したオマール・バシール大統領まで遡り、このことによって、新たな暫定政権は緊急を要する債務救済や外国融資を利用することが難しくなっている。ハムドック首相の発言によれば、先月、米国のマイク・ポンペオ国務長官の訪問時に、スーダンは、米国のテロリズムリストからのスーダンの除外とイスラエルとの国交正常化は切り離して考える必要があると伝えた。
ハムドック首相は経済改革を話し合うハルツームの会議で、「この話題(イスラエルとの国交)には社会の掘り下げた議論が必要です」と話した。
スーダンの急激な物価上昇と下落する通貨がハムドック首相の暫定政府にとって最大の試練となっている。
ロイター