
ダウド・クッタブ
アンマン:アメリカの億万長者ロン・ローダーがラマラを予告なしで訪問し、パレスチナのマフムード・アッバース大統領と面会した。
米国ユダヤ人議会会長のローダーはヨルダンのヘリコプターで現地に到着し、パレスチナ大統領と長時間面会した後、ヨルダンに戻った。
ファタ中央委員会の上級メンバーであるフセイン・シェイクは、Twitter経由でローダーの訪問を認めた。
大統領府のある情報筋はアラブニュースに対し、面会はパレスチナとイスラエルの協議やもうすぐパレスチナで行われる選挙に焦点が当てられ、パレスチナ解放機構に利益をもたらすために設定されたと語った。この情報筋の主張によれば、アッバースはパレスチナの地位は独立しており、どの政治軸にも結び付けられることはないと述べたという。
アッバースは2021年初頭に開かれる国際会議への出席を提案し、米国ドナルド・トランプ大統領が掲げる平和プランに基づくあらゆる交渉をいつもどおり拒絶した。
ローダーは、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相およびトランプと親しかったことで知られていた。