
アラブニュース
ドバイ:エジプトでCOVID-19の第二波が到来した場合、エジプトは完全封鎖や部分封鎖を再度課すことはない、とエジプトの日刊ニュースメディアAhram Onlineがハラ・ザイード保健相の発言を引用し、報じた。
「私たちが第一波から学んだ教訓は、各国は第一波の時のようにロックダウンに頼るべきでなく、局所的なクラスター(集団)内における症例の急増に対処すべきだということです」とザイード保健相は述べた。
ザイード保健相はすべての予防措置は今後も継続されると説明する。
エジプトは6月以降、夜間外出禁止令の解除、レストランや礼拝所の再開、旅客便の再開など、徐々に規制を緩和し始めている。
ザイード保健相は、エジプトを含むすべての国々がコロナウイルス第二波の到来に対し、備えができていると付け加える。
また、ザイード保健相は、国内の軽症例の85パーセントで自宅隔離を採用した結果、迅速な回復につながったと語っている。
エジプトの新型コロナウイルス感染者数は10万4,648人に達し、6,062人が死亡、97,743人が回復している。