
アラブニュース
ドバイ:人権団体が土曜、イエメンの中心部タイズにあるホープ腫瘍治療病院に対するフーシの砲撃を非難した。この砲撃で医療従事者たちが負傷し、医療施設の一部に損害が生じた。
人権情報訓練センター(HRITC)とイエメン権利自由ネットワーク(YNRF)は個別の声明で、イランが支援する民兵組織が行った、多くの市民が生活する地区にある病院への激しい砲撃を、「戦争犯罪」および「組織的犯罪」と表現した。
現地のタイズ当局もこの攻撃を批判し、「民兵組織が医療施設の患者を含む罪のない市民を故意に標的としたことは明らか」と述べたと、国営通信社サバ通信が報じた。
「これは戦争犯罪であり、フーシ民兵組織によるタイズへの組織的犯罪に対して国際的な行動が必要」と、HRITCは言う。
「戦争犯罪者たちが見逃されないように、それらの犯罪に対して国際的な調査を行うことが緊急の用件になった」と、同団体は述べた。
また、国連の人権委員に対し、至急に「それらの攻撃を止めさせ、フーシ民兵組織が都市に課してきた6年に及ぶ包囲を解除させる」ように要請した。
YNRFも、フーシは「ホープ病院を故意に標的にした」と述べ、国連がそれらの犯罪を阻止するために必要なあらゆる措置を講じ、民兵組織の無差別な砲撃と都市の包囲を犯罪として扱うように要求した。