







アンカラ:トルコ西部イズミル(Izmir)では、強力な地震が金曜にエーゲ海を襲った後、救助作業者が日曜に生存者を瓦礫の中で捜索し、死者は27人に上った。
地震でトルコ西部沿岸地方で25人が亡くなり、ギリシャ・サモス島(Samos)ではティーンの男女2名に崩れた壁で死亡したと当局者は語った。
イズミルでは少なくとも建物20棟が破壊されたと当局は語り、地域を余震が数百回襲う中、救援作業が行われている。
テレビ映像とビデオは、がれき下から人を救出するデリケートな作業を示した。イズミル中央では、救助隊は建物の残骸から母親と子どもたち4人の救出しようとしていた。
捜索救助作戦は建物8棟で完了し、9カ所で作戦は継続していると当局者は語った。
トルコでは少なくとも804人が負傷したと、同国防災機関は語った。地域は余震約470回に襲われたと言う。
トルコとギリシャの指導者たちは、地中海東部の調査権で厳しい論争に巻き込まれたが、金曜遅く電話で話した。
めったに見られない両国の暖かさの中で、両国指導者は連帯メッセージを交わした。
「ちょうどタイイップ・エルドアン大統領(Tayyip Erdogan)に電話して両国を襲った地震による悲劇的な人命損失にお悔やみを申し上げた。どんな違いがあろうと、両国の人々が共に立ち上がる必要があるときだ」とギリシャのキリアコス・ミツォタキス(Kyriakos Mitsotakis)首相はツイート した。
トルコのエルドアン大統領はツイートで以下のように応えた。
「ギリシャの全ての人々に対して、私自身とトルコの人々に代わってお悔やみ申し上げる。トルコも常にギリシャがその傷を癒す手伝う準備がある。両国の隣人が困難な時に連帯を示すことは人生の数多くのことよりもっと価値があることだ。」
トルコは断層線が横断し、地震が発生しやすい。両国の協力は壊滅的だった1999年の地震の後、関係が修復された期間へと導いた。
ロイター