
イスタンブール:2日、トルコ西部イズミル県の8つの建物で救助活動が続いた。当局によると、10月30日にエーゲ海で発生した大規模地震の死者は81人に達した。
トルコ当局によると、79人は全員イズミル県で死亡し、10代の若者2人はギリシャのサモス島で死亡した。
トルコの災害緊急事態対策庁(AFAD)によると、一時的な避難所としてテント3,500張、ベッド1万3,000台以上が支給された。また、30日の地震で962人が負傷したという。
AFADは、これまでに740人以上が退院したと発表した。
トルコは断層が交差しており、地震が起きやすい国だ。1999年には、2度の大地震によりトルコ北西部で1万8,000人が死亡した。
30日の地震、イスタンブールのカンデリ観測研究所によるとM6.9で、エーゲ海中心のサモス島北東部で発生した。
ロイター通信