
エルサレム: マラウイは、米国に倣い、主権が争われているエルサレムに在イスラエル大使館を開設するアフリカで最初の国となる。今週火曜日、マラウイの外務大臣が発表した。
「より多くのアフリカのリーダーたちがこの決定を下したマラウイに倣うだろうと確信している」とイスラエルのガビ・アシュケナジー外務大臣は、マラウイのアイゼンハワー・ムカカ外務大臣との会談後、記者団に述べた。
「先駆者となり、在イスラエル大使館をエルサレムに開設するアフリカ初の国になるという、この重要な決定を下したマラウイ政府に祝辞を送りたいと思う」とアシュケナジー外務大臣は述べた。
ムカカ外務大臣は、エルサレムに在イスラエル大使館を開設する決定を下し、2021年夏までに開設予定であるというラザルス・チャクウェラ大統領からのメッセージを伝えたと述べた。
マラウイは1964年以来ユダヤ人国家のイスラエルと外交関係を持っているが、大使館は開設していなかった。
長年の外交慣行を破り、ドナルド・トランプ大統領は2017年12月にエルサレムをイスラエルの首都と認め、2018年5月に在イスラエル米国大使館を同市に移転した。
イスラエルは聖都エルサレムを同国の永遠の首都と見なしているが、パレスチナ人は1967年の中東戦争で占拠された東エルサレムがパレスチナ領土の一部になるよう求めている。
AFP