
ロイター通信、ドバイ
イランは月曜日、新たに30機の高性能遠心分離機「IR-6」を稼働させ、列強との核合意の履行を縮小させている。同国の核関連当局長官であるアリ・アクバル・サレヒ氏が国営テレビに語った。
「本日我々は、30機の遠心分離機IR-6の稼働を目の当たりにしています」とイランの原子力庁長官であるサレヒ氏は述べ、この動きはイランの「能力と決意」を示すものであるとつけ加えた。
米国は昨年、イランが列強と交わした2015年核合意を撤回し、経済制裁を再開した。イランはそれに対し、合意の履行を徐々に縮小することで反応し、11月にさらなる段階に踏み込む可能性があると述べていた。