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指導者が行動しなければ飢餓がレバノンを脅かすと英国大臣が警告
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04 Dec 2020 07:12:53 GMT9
04 Dec 2020 07:12:53 GMT9
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- 外務省中東担当大臣ジェームズ・クレバリー氏は、これを「防ぐことのできた人為的問題」と呼んだ。
ベイルート：レバノンでは、経済危機が貧困とインフレを煽る中、国民の食料を確保できないところまできていると木曜日に英国の大臣が警告した。
外務省中東担当大臣のジェームズ・クレバリー氏は、これを「防ぐことのできた人為的な問題」と呼び、危機を脱出すべく舵取りしなかったとしてレバノン支配層を非難する声に同調した。
昨年から、通貨は前代未聞の暴落に見舞われ、雇用も破壊されてきた。人々がゴミ箱を漁ったり、身の回り品を食べ物に変えるためにオンラインで売ったりする写真が、ここ何カ月か拡散されている。
新型コロナの感染拡大と、200名が死亡した8月の大規模な港爆発事故とが、その苦悩を悪化させている。
「最も差し迫った危機は食料安全保障です。レバノンは、自国民の食料を確保できないところまで来ています」と、木曜日にベイルートでレバノン当局者たちと会談したクレバリー氏は、声明で述べた。
「爆発から4カ月が経ち、レバノンは静かな津波に脅かされています。レバノンの指導者たちは行動しなければなりません」
すでに危機的であった外貨準備金を切り崩してきた補助金支給の終了が間地かに迫っているとのコメントが、食糧不足の恐怖を増加させている。レバノンは、国内で消費する小麦を含む多くのものを輸入に頼っており、自国で生産しているものはほとんどない。
レバノンの中央銀行と政府は、危機に関して互いを非難し合っている。中銀は必要最低限の助成金をあと2カ月維持することしかできず、国家が策を練るべきだとリアド・サラメ総裁は火曜日に述べた。
暫定政府のハッサン・ディアブ首相は、貧困者を支援することなく生活必需品への補助金を打ち切れば、「社会暴動」が発生すると述べた。
クレバリー氏は、どのような形であれ補助金を打ち切れば事態は悪化すると述べた。「レバノン指導者には、必要なことをして改革を実行するようにと繰り返し呼びかけます」と述べた。「さもなくば恐ろしいことになります」
ロイター
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