
ウィーン:イランは国連の核監視機関に、ナタンズの地中にあるウラン濃縮プラントで、高度なIR-2m型遠心分離機を備えたカスケード、またはクラスターをさらに3台設置することを計画している、と伝えた。ロイターにより得られた報告書の中で金曜、情報筋が加盟国に伝えた。
「イランは国連に対し、ナタンズの燃料濃縮プラント(FEP)の運転員が、FEPに『3台のIR-2m型遠心分離機カスケードの設置を開始する予定である』と伝えた」とこの情報筋は書いており、この3台のカスケードは、現地で既に濃縮用に使用されているIR-2m型遠心分離機の1台に追加される、と付け加えた。
イランの主要国との核交渉では、テヘランのみが地中のプラントで効率の良くない第1世代のIR-1型遠心分離機を使用できると述べられており、これらはイランが濃縮ウランを蓄積できる、唯一の遠心分離機である。
ロイター