
アラブニュース
カイロ:地域の指導者たちは、モロッコによるイスラエルとの外交関係と対話を確立するという決定を歓迎した。
この動きにより、モロッコは、ここ数ヶ月で米国が仲介した合意によりイスラエルとの関係を確立するアラブ地域で4番目の国になる。
8月にイスラエルとの関係を正常化すると発表したUAEは、モロッコの決定を歓迎した。
「この一歩、主権の動きは、我々が共通して行う地域の安定、繁栄、そして公正で永続的な平和の探求を強化することに貢献するものです」と、アブダビのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド皇太子はツイートした。
エジプトのアブデル・ファッター・エルシジ大統領は、これは安定を達成するための重要なステップであると述べ、この合意を歓迎した。
「私は、米国の支援の下での関係の正常化という点で、モロッコとイスラエルの間に大きな進展があったことに注目してきました」とエルシジ氏は言う。「私は、これは我々の地域のさらなる安定と協力を実現するための重要な一歩であると信じています。」
エジプトは、今年初めにUAEが発表するまで、ヨルダンとともに、アラブ諸国の中で唯一イスラエルと関係を保持していた。アラブ首長国連邦の後、バーレーン、スーダン、そして今回はモロッコが続くこととなった。
イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルとモロッコの間の合意は 「我々の間の歴史的な平和 」であると語った。
ネタニヤフ氏は、これによりモロッコとイスラエル間の直行便が就航することになり、また、ここ数ヶ月で米国が仲介した4番目となるイスラエルとアラブ国家の間の合意は 「非常に暖かい平和 」をもたらすだろうと語った。
テレビでの演説で、同氏は、「私は常にこの歴史的な平和が訪れると信じてきました。私は常にそのために努力してきました」と語った。
同氏は、トランプ氏に感謝し、次のように付け加えた。 「私は、モロッコ国王モハメッド6世に対しても、私たちの間に歴史的な平和をもたらすため、この歴史的な決断を行ったことに感謝したいと思います。」