
アラブニュース
オマーン政府は、12月29日火曜日付けで陸・空・海の国境を再開すると日曜日に公式ツイッターで発表した。
さらにオマーン政府の発表によると、全ての国からの入国者は、入国から72時間以内に実施したPCR検査において新型コロナウイルスに陰性であることが求められる。さらに国外からオマーン国内の空港に到着する入国者は、別の検査を受けなければならない。
オマーンは先週、新型コロナウイルス変種株の国内流入を防ぐため国境を封鎖した。
新型コロナウイルス最高委員会は、陸・空・海の国境閉鎖を決定したのは、他国で新型コロナウイルスの変種株が出現したことに対応したものだと述べた。
変種株は従来のウイルスと同様の病状を引き起こすものの、その感染力は従来型より70%高い。
変異種は英国、ヨーロッパの一部の国々、オーストラリア、南アフリカで確認されており、英国の保健相は日曜日に変異種について「制御不能 」だと述べた。
この新たな脅威は、米国、英国、中国で開発されたワクチンの一部が導入されたことで、新型コロナウイルスの感染拡大を制御することができるという期待感がちょうど世界中で高まったタイミングと同時に明らかとなった。
英国の研究者らは現在、変異株がワクチンに耐性があるかどうかを確認するために調査しているものの、確定的な結果が出るまでには少なくとも2週間はかかるだろう。
(ロイター通信との共同)