
ウィーン:イランは国連の核監視機関に対し、2015年の大国との合意以前に達成していた純度20%(最近濃縮を行っている4.5%よりも高いレベル)にまでウランを濃縮する意向であることを伝えたと、同機関のロシア大使は伝えた。
ミハイル・ウリヤーノフ国際原子力機関(IAEA)ロシア大使は金曜日、「#IAEA 事務局長は(IAEA)理事会に対し… #テヘランが20%にまで濃縮作業を開始する意向を報告した」とツイートし、ラファエル・グロッシ国際原子力機関(IAEA)事務局長に言及した。
ウィーンに拠点を置く外交官は、その旨を伝える加盟国へのIAEAの報告があったことを認めたが、詳細は明らかにしなかった。IAEAからは直ちにコメントを得ることはできなかった。
2015年のイランの核活動の制約に関する大国との合意では、イランは兵器級の90%には遠く及ばない3.67%までしか濃縮できないとされている。
ロイター