
レイド・オマリ
アンマン:ビシェル・アル・ハサウネハ氏を首相とするヨルダン政権は水曜日、下院130人の国会議員のうち88人の支持票を獲得して信任された。38人が反対票を投じ、1人が棄権、3人が欠席した。
今回の信任投票に先立ち、アル・ハサウネハ氏は、政権の政策声明に対する国会議員たちのコメントに答え、議会と真の協力関係を築き、協調していくことを約束した。コメントは、4日間にわたり午前と午後を通して開催された長時間の議会の中で、121人の議員により発せられた。
投票前の下院での演説の中で首相は、2学期から、公衆衛生措置として策定された計画に沿って学校を再開させることを明らかにした。ヨルダンのアブドゥラ国王は政府に対し、健康と国の経済を守るべく体系的な安全措置により、学校を始めとする様々な部門を再開させるよう指示していた。
昨年10月に国王の指名で新政府を樹立したアル・ハサウネハ首相は、今年は新たな課税や借金をしないことも約束した。政権にとっての最優先事項は、経済の向上と雇用機会であると彼は付け加えた。
公式の推計によれば、ヨルダンの失業率は昨年第3四半期、23.9%に達した。これは2019年同期に比べて4.8%の上昇となる。
ヨルダンの第19回国会銀選挙は2020年11月、新型コロナ感染拡大の最中に厳格な安全措置の下で実施された。