
アラブニュース
ロンドン:英国の中東・北アフリカ担当大臣が月曜、ヨルダン川西岸で植民地を拡大するイスラエル政府の計画を非難した。
ジェームズ・クレバリー大臣は外務・英連邦・開発省(FCDO)が発表した声明で、英国は「ヨルダン川西岸でイスラエルが新たに780戸の入植者住宅を許可したことを深刻に懸念している。イスラエルに建設を進めないことを強く要請する」と述べた。
そして、「植民地は国際法の下で違法であり、二国家解決の物理的な実行可能性を弱体化させるリスクである」と付け加えた。
The UK is seriously concerned by Israel’s decision to approve 780 new settlement units in the West Bank. We urge Israel not to proceed with their construction.
— James Cleverly🇬🇧 (@JamesCleverly) January 18, 2021
Settlements are illegal under international law and risk undermining the physical viability of the two state solution.
この新たな計画は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相により月曜に発表された。イスラエルの反植民地運動団体ピースナウによれば、政府の委員会は日曜、約365戸の住宅の建設の承認に動き、一方で別途415戸に予備承認を与えたという。
FCDOの広報官は、「東エルサレムおよび他の場所での」植民地の建設を「直ちに中止する」ように求めた。
クレバリー大臣は11月にも、ジバト・ハマトスで1,257戸の植民地住宅の建設を進め始めるイスラエルの決定を非難した。