
アラブニュース
ドバイ:イエメンの大臣によると、紅海の石油タンカー セイファー号に関して、フーシ派との間で進展があったという主張は誤解を招くものだという。
「フーシ派民兵組織はこの問題に勝手な変更を加え、(国連に)空約束をしている…… イエメンと地域を脅かす差し迫った環境、経済、人道的大災害を防ぐための取り組みに大きな進展はない」と、ムアンマル・アルイリヤニ情報相は国営サバ通信の報道で述べた。
昨年12月、科学者たちはこのタンカーが世界最大の石油流出事故を引き起こす寸前にあると警告した。
石油タンカー セイファー号は100万バレルの石油を積んでいる。これは、1989年にアラスカで起きた大規模原油流出事故の際にエクソン・バルデス号から流出した量の4倍に相当する。
フーシ派民兵組織は2015年に放棄されたこの船への専門家による立ち入りを何度も阻止してきた。