
パレスチナ自治区、ラマッラー:
93%以上のパレスチナの投票資格保持者が、15年ぶりに行われる5月の立法評議会選挙と7月の大統領選挙の有権者登録を済ませたと、ラマッラーの選挙委員会は水曜日明かした。
この高い有権者登録率は「市民権に対する意識と人々の投票に対する意欲」を反映していると、パレスチナ民事大臣アル=シャイフはツイートした。
280万人のパレスチナ人が、1967年からイスラエルによって占拠されているヨルダン川西岸地区に住み、200万人の人々がイスラム集団ハマースによって支配されているとび領土であるガザ地区に住んでいる。
このうち、投票資格保持者の93.3%にあたる260万人のパレスチナ人が、期日である今週火曜日までに有権者登録をしたと、選挙委員会のスポークスマンであるファリド・ターマーラは述べた。
「この結果を我々は誇りに思う」と彼は述べ、2006年に行われた立法評議会選挙の有権者登録率が80%であったことに触れた。
2005年に行われた大統領選挙では、現政権を握るファタハのマフムード・アッバースが勝利した。
その翌年の立法評議会選挙では、ガザで彼のハマースのライバルが勝利し、両政党の血みどろの衝突への前奏となった。
アッバースは今年の1月中旬に、5月22日に立法評議会選挙を、そして、7月31日に大統領選挙を行うことを布告した。
ファタハとハマースは今月カイロで相対し、選挙の形式について意見をまとめ、選挙裁判所を設立し、投票結果を尊重する誓いを立てた。
AFP