
ベイルート:レバノンの暫定首相ハッサン・ディアブ氏は月曜日、イスラエル沿岸近くを通りかかった船から流出した可能性がある石油が、現在レバノンの南岸に漂着していると語った。
イスラエルの職員は日曜日、その地中海海岸線の広範囲をタール漬けにした流出の原因となった船を見つけようとしていると述べた。清掃には数か月もしくは数年の時間を要する環境への打撃である。
レバノンのディアブ氏が国防相、環境相、国立科学研究評議会に追跡調査を任せたと、同氏の事務所による声明で述べられた。
イスラエルのビーチに現れた粘着性のある黒い沈殿物は月曜日に南レバノン、ティルスの自然保護区のビーチで見られるようになった。
公式報告書作成の為、レバノンの国連レバノン暫定軍に情報が伝えられると声明では述べられている。
イスラエルは沖から50kmのところで通過していた船から発生した2月11日の石油流出が出所となった可能性があると見ている。
ロイター通信