
アラブニュース
ロンドン:アントニー・ブリンケン米国務長官は月曜日、イスラエル外相に、イスラエル・パレスチナ間の対立を当事者間で解決することがイスラエルの将来にとって最善であることを告げた。米国務省が発表した。
「同長官は、イスラエル、パレスチナ、そしてより大きな中東にとってのより平和で安全で豊かな将来に向けた米国の取り組みについて語った」という。
ブリンケン国務長官は、イスラエルのガビ・アシュケナジ外相との電話会談で、「ユダヤ人・民主主義国家としてのイスラエルの未来を保証し、国家として存続可能なパレスチナ人・民主主義国家と平和に共存していくためには、二国間による解決が最善の方法であるとのバイデン政権の考え方を強調した」と国務省は述べている。
ブリンケン長官はまた、「多国間関係におけるイスラエルに対する不当で一方的な行為に対しては、米国は引き続き反対の立場をとり続ける」ことをアシュケナジ外相に告げた。
両者は、地域の安全保障問題について、またそれらの問題に協力して対処し続けることについても話し合った。
アシュケナジ氏とブリンケン氏は、「米国とイスラエルの確固たる協力関係を確認し、両国は今後の課題について密接に協力していくことに同意した」としている。
(ロイターとの共同)