
Mohammed Abu Zaid
カイロ:エジプト外務省は、アフリカ連合(AU)の議長調整役である、コンゴ民主共和国のAlphonse Ntumba氏と共に利害関係者の会議で行われた、停滞している大エチオピア再生ダム(GERD)に関する交渉を仲介する国際カルテット委員会を設立するというスーダンの提案を歓迎し、支持すると発表した。
エジプトのサーミフ・シュクリー外相は、コンゴ民主共和国のフェリックス・チセケディ大統領の後援の下で召集される委員会案に支持を表明した。
シュクリー氏は、この動きが交渉を前進させ、カイロ、ハルツーム、アディスアベバが、エチオピアのGERDのダム湖を満たせるよう、できるだけ早く合意に至るための手助けとなると期待を表明した。
スポークスマンであるAhmed Hafez氏は会議中、シュクリー氏は、AU議長国であった際のコンゴ民主共和国の努力に感謝の意を表明し、3か国の利益を考慮に入れ、GERDの充填と運用の規則に関する法的拘束力を持つ合意に至るよう、キンシャサが重要な役割を果たすことを期待していると話した。
Hafez氏は、カイロがコンゴ代表団に対し、提案された委員会には米国、EU、および国連の代表を含めるべきであることを確認したと続けた。
エジプトの水資源・灌漑大臣であるMohammed Abdel Atty氏は、エジプトの水利権保護への取り組みを確認し、紛争を終わらせるため唯一容認できる方法は、三者間の法的拘束力を持つ合意であると主張した。
エジプト外務省は、停滞している大エチオピア再生ダム(GERD)に関する交渉を仲介する国際カルテット委員会を設立するというスーダンの提案を歓迎し、支持すると発表した。