
チュニス:チュニジアにおける集団接種は、ロシア製ワクチンの「スプートニクV」が、北アフリカの同国に初の新型コロナウイルスワクチンとして到着する火曜日から開始される。
大統領は声明で「ロシアから最初の3万回分が到着し、続いて50万回分が『今後数週間に』到着する予定」と説明し、これらのワクチンを入手するための「絶え間ない外交努力」にも言及した。
北アフリカで最も遅く予防接種を開始する国の一つであるチュニジアには約1170万人の住民がおり、新型コロナウイルスの流行が始まって以来、感染者237,704人、死者8,201人が報告されている。
政府はこれまでに、ファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンおよび英オックスフォードとアストロゼネカ製のワクチンのうち第1陣の94,000回分が2月中旬から供給される予定だとして発表していたが、国連が主導する枠組み「Covax」計画による供給は延期されている。また、中国政府は先月、10万回分を寄贈することも約束している。
ワクチン接種キャンペーンは数日中に始まる予定。
同国のロックダウン措置はやや緩和され、午後8時からに代わり、午後10時からの夜間外出を禁止すると発表した。
旅行者に対しては、ホテルでの強制的な隔離から48時間の自宅での自主隔離に変更された。
AFP