Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 中東
  • 国連の専門家によると、スウェーデンの科学者は数カ月間イランに独居拘禁された後、死に近づいているという。

国連の専門家によると、スウェーデンの科学者は数カ月間イランに独居拘禁された後、死に近づいているという。

国連の人権専門家によると、Djalaliは数カ月間に渡る長引く独居拘禁の後、危機的状態にあり、死に近づているという。 (ファイル/AFP)
国連の人権専門家によると、Djalaliは数カ月間に渡る長引く独居拘禁の後、危機的状態にあり、死に近づているという。 (ファイル/AFP)
Short Url:
19 Mar 2021 01:03:48 GMT9
19 Mar 2021 01:03:48 GMT9
  • 専門家らは「健康状態により適切な食事が取れず、体重が劇減している」と述べた。
  • ストックホルムのカロリンスカ研究所の医師・講師であるDjalaliは、2016年にイランで逮捕され、その後スパイ事件で有罪判決を受けた。

ジュネーブ:スパイ罪でイランで死刑判決を受けたスウェーデン系イラン人科学者Ahmadreza Djalaliは、数カ月間に渡る長引く独居拘禁の後、危機的状態にあり、死に近づいていると、国連人権専門家は木曜日に述べた。

専門家らは「Djalali氏の置かれている状況は本当に恐ろしい」と述べた。 イランに彼を釈放するよう求めた訴えの中で、専門家は彼が100日以上独居拘禁されており、刑務所の職員たちは、彼の睡眠を妨げるために24時間、独房に強度の照明を当てていると述べた。

「健康状態により適切な食事が取れず、体重が劇減している」と、イラン情勢、恣意的な処刑、恣意的な拘留、拷問に関する国連特別報告官を含む専門家は述べた。

「彼の置かれている状況は非常に厳しく、話すことすら難しいと言われている。 Djalali氏に対するこの残酷な虐待に、我々もショックを受け、苦悩している」と述べた。

ジュネーブのイラン外交団にコメントを求めたが、すぐに返答を得ることはできなかった。

スウェーデンの首都ストックホルムにあるカロリンスカ研究所の医師・講師であるDjalaliは、2016年にイランで逮捕され、その後原子力科学者の暗殺を支援するためにイスラエルに情報を提供したとしてスパイ罪で有罪判決を受けた。 2017年、イラン最高裁判所は死刑判決を支持した。

国連の専門家は、Djalaliの有罪判決と量刑は、拷問下で引き出された自白に基づき、不当な裁判の結果であると述べた。 彼の処遇は、「強制自白を含め、拘禁者を処罰し、圧迫するために」イランが組織的に使用している独居拘禁の典型である、と述べた。

人権活動家たちは、イランが他国から譲歩を勝ち取ろうと、多くの二重国籍者を拘禁していると非難している。 テヘランは通常こういった非難を退けており、同国の司法制度は公正だと述べている。

ロイター

特に人気
オススメ

return to top

<