読書習慣、リーダーシップスキル、行動、規律を重視する日本の教育システムがエジプト・日本学校で人気だ。
昨年、エジプトの35の学校が日本のシステムを導入した。この大成功の後、さらに5校が2019〜2020年度に導入することになっている、と当局者はアラブニュースに語る。
このプロジェクトは、アブドゥルファッターハ・エルシーシ・エジプト大統領が2016年の東京訪問の際に発表したエジプト・日本教育パートナーシップの一環として実施されるもの。
日本の学校における教育システムは、教育上、管理上の経験を高めることを目的として、活動を通して学ぶことを基礎としている。日本はカイロに使節団を送って学校の教師、校長、経営者の訓練を行う。
エジプトの教育大臣は、エジプトの日本人学校における教育についての声明の中で、幼稚園と小学校1年生を対象に新しいシステムを採用したと述べた。これには、生徒の行動に注目した日本式活動に1日を費やすことも含まれる。
エジプト・日本学校の校長、カリマ・アメド・シャヒンは、同学校への受け入れには試験と個人面接が必須であると語る。
面接では親の出席が必須。エジプトの未来を作る新世代の人材を、家庭と学校の協力によって育成していけるかどうかを様々な質問をして評価する。
生徒の選抜にはゼロ・トレランス方式の方針があり、親には前もって、月に20時間以上学校で子供と過ごす必要であると伝えられる、とシャヒン校長は話す。
日本はエジプトに対し、教育システムの強化と人材への投資のために2億8,200万ドルの支援を行う。ここにはエジプト・日本学校への1億6,900万ドルが含まれる。