
ウィーン:4月1日にロイターが入手した国連の核監視機関の報告によると、イランはナタンツの地下施設で最新型IR-2m遠心分離機の4番目のカスケード(クラスター)によるウラン濃縮を開始したという。これはイランのさらなる核合意違反となる。
「2021年3月31日、当機関は燃料濃縮施設(FEP)にて以下を確認した:イランはIR-2m遠心分離機174台を連結した4番目のカスケードに天然の六フッ化ウランの注入を開始していた」と国際原子力機関(IAEA)が3月31日(水)の報告書の中で述べており、地下のウラン濃縮施設や六フッ化ウラン(濃縮するために遠心分離機へ注入される時のウランの形状)について言及している。
ロイター