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イランのさらなる核合意への違反はウィーンでの協議に「ダメージを与える」だろうとフランスが警告

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04 Apr 2021 01:04:50 GMT9
04 Apr 2021 01:04:50 GMT9
  • ル・ドリアン外務大臣:フランスは「実際的」ではあるが「要求の多い」仕方で参加するだろう
  • バイデン:テヘランがまず尊重すべきコミットメントに復帰するならば、アメリカは合意に再び加わるだろう

ロンドン:フランス外務大臣ジャン=イヴ・ル・ドリアンは土曜日、イランに対して、あらゆるさらなる核合意への違反が、ウィーンで行われる来週の世界の大国との協議にダメージを与えるだろうと警告した。

イラン外務大臣ジャヴァード・ザリーフとの電話の中で、ル・ドリアンは「今後数週間のうちに核合意の尊重への全面的な回帰のためになされなければならないことを特定する」ために、テヘランに対し協議中は「建設的」であるよう求めた。

ル・ドリアンはザリーフ対し、彼が「ウィーンでの核の件に関しての議論の来たるべき再開を歓迎しており」、また、フランスは来週の金曜日の協議に「実際的」ではあるが「要求の多い」仕方で参加するだろうと語った。

「私はイラン対し、議論の再開のダイナミクスにダメージを与えるような、核分野での現在のコミットメントに対するあらゆるさらなる違反を控えるよう呼びかけた」とル・ドリアンは述べた。

2015年の核協定では、イランは、イランが核兵器を入手しうるという懸念を緩和するための、イランの計画に対する制限を受け入れる代わりに、国際的な制裁からの解放を認められたように見えた。

アメリカ前大統領ドナルド・トランプは2018年に合意から離脱し、テヘランに対し厳しく全面的な制裁を課した。

来週の協議には中国、ロシア、ドイツそしてイギリスが参加する予定である。アメリカは直接的には議論に参加しないが、アメリカの代表団が出席する予定である。

ジョー・バイデン大統領は、もしイランがトランプの離脱や再制裁の報復として放棄した尊重すべきコミットメントにまず復帰するならば、アメリカは合意に再び加わるだろうと述べた。

テヘランは、テヘランが元の状態に戻るためのあらゆる動きをする前に、ワシントンは制裁を終わらせるべきであると声明を出し、アメリカと直接的な交渉をすることを拒んだ。

テヘランはあらゆる「段階的な」制限の緩和を拒絶するだろうとイラン外務省は土曜日発表し、すべての制裁の解除がイランの「決定的な方針」であると付け加えた。

アメリカ国務省のスポークスマンであるNed Priceは、ウィーンでの協議を「健全な一歩前進」と呼び、ワシントンはテヘランとの直接的な対話に対し「オープンであり続ける」と述べた。

*AFP通信

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