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貨幣的なインフレ、日本経済と輸入に影響

東京証券取引所(トップC)の終値など世界の株式市場の数字を表示する電光掲示板の前を歩く人々。2022年8月15日、東京。(AFP)
東京証券取引所(トップC)の終値など世界の株式市場の数字を表示する電光掲示板の前を歩く人々。2022年8月15日、東京。(AFP)
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18 Aug 2022 12:08:45 GMT9
18 Aug 2022 12:08:45 GMT9

ナダル・サモーリ

大阪:3月、円相場は、28日に対ドルで125.10円、29日には132.2円と、約7% の円安に振れた。ドルやユーロに押され、ブラジルやオーストラリアなど資源国通貨に対し下落して、購買力が低下し、日本経済にとって大きな問題が生じている。

ウクライナ戦争、レバノンやシリアの金融危機、そして急激な為替変動の中、人々は今、お金をどのように見て、何に注意すべきか。

「政治情勢は、私たちに、より財政的な強靭さを求めている。政治当局は、失業率とインフレ率にもっと焦点を当てるべきだと思う。中央銀行は通貨の価値を同じ均衡点に保つべきだ」と、銀行業界で経験豊富なヨルダンのファイナンシャルアドバイザー、ハナ・バダウィ氏は言う。

インフレとは、原材料や労働者の賃金など生産コストの上昇により、商品やサービスの価格が高騰することである。製品が、不可欠な「ニーズ」であれ、望ましい「ウォンツ」であれ、特定の製品に対する高い需要も一因になっている。インフレは中央銀行が監督し、閾値2%を超えないインフレ目標を設定すべきである。

例えば、レバノンでは恣意的なインフレと物価の高騰が起きており、地元住民は金融機関への信頼を失いつつある。

「この深刻な危機の後、レバノンの人々には、国際的保険会社でお金を貯め、金を買い、レバノンの銀行部門を決して信用しないように忠告したい」と、レバノンを拠点とするファイナンシャルアドバイザーのハーリド・チディアック氏は言う。

2019年の秋以降、レバノンは経済危機、ハイパーインフレが加速し、最安値を更新し続けている。例えば、レバノンの家庭で最も必要なアイテムである地元産の袋に入ったフラットブレッドは、以前は1,500L.L(レバノンリラ)で購入できたが、現在は12,000L.Lで販売されている。同様に、不条理なハイパーインフレは、市場のその他の製品についても同様の価格高騰を引き起こした。また、価格には主観的な価値観、偏った評価が導入され、購入品の価値は誰に尋ねるかによって決まり、もはや取引で相互に合意することはなくなった。

原油価格は、2016年に原油1バレルあたり30~50ドル前後だったが、それ以降劇的に変化している。ウクライナ戦争を経て、現在は1バレル100ドルを超える価格になっている。

「COVIDとウクライナ戦争による不安定な状態が、世界的インフレを加速させている。急激な世の中の変化は通貨に直接的に影響を及ぼす。暗号通貨はインフレを抑制する世界的な解決策になり得ると考えている」とチディアック氏は言う。

「私が思うには」バダウィ氏は続けた。「従来の通貨は市場に存在する意味がなくなるだろうし、デジタル通貨が後者に取って代わると思う。急速な技術の進歩とその運用の効率的により、私たちに選択の余地はない。ビットコインやイーサリアムなどの手段を用いるのではなく、世界の中央銀行が自国のために正式なデジタル通貨を発行することになるだろう」

ある国の通貨が他の通貨と比べて価値が下がると、輸入品の支払いにその通貨がより多く必要になるため、輸入価格が相対的に上昇し、その国では外国製品の価格が高騰する。その結果、多くの消費者は自国製品を買うようになっていく。

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