
サイード・アル・バタティ
アル・ムカッラー:24日、25 人の乗客を乗せたピックアップトラックがイエメン北部で崖に突っ込み、少なくとも 11 人が死亡、12 人が負傷した。
イエメンの人権侵害申し立てに関する国家委員会のハディ・ワルダン氏は25日、アラブニュースに対し、トヨタハイラックスの運転手がハッジャ県アル・シャラキ地域の丘の道を走行中、コントロールを失い事故が発生したと語った。
現地メディアの報道によれば、同乗者たちは婚約式に向かう途中だった。SNSに投稿された動画には、人々が事故現場に駆けつけ、被害者たちを助け、彼らを病院に運び、遺体を回収しているところが映されている。
ハッジャ出身のライター、ファリス・アル・アリイ氏は、事故が起こった道は危険な道として知られており、それは特に曇りや雨の日に顕著だったと語った。
「夏、秋、冬の雨のときには、私たちの村に向かう道で死亡者を目にすることがよくある」と、彼は述べた。 「私の父は私が十代の頃、この道で亡くなった」
政府およびフーシ派支配地域の当局によれば、人々は危険な未舗装道路を通らなければならなず、その結果、過去8年間で何千人ものイエメン国民が自動車事故で死亡した。国内の主要道路の多くは戦闘により封鎖されているか、ひどく損壊している。
先月は、首都サヌアの南、ザマール県の山岳道路で自動車が道から外れ、11 人が死亡、23 人が負傷している。
同じく24日には、イエメンの紅海沿岸でボートが転覆し、イエメンの漁師2 人も亡くなっている。彼らの船は23日朝にコカから出航したが、その日の内に戻ってこなかったため行方不明になったと報告された。2人は冷たい海にさらされた結果死亡した。なお3人目の乗組員は救助された。現地の漁師がアラブニュースに対しこう語った。