ニルマル・ナラヤナン

リヤド： 総合統計庁の最新の報告書によると、サウジアラビアの工業生産指数が、採掘および採石ならびに製造活動の高生産高により2月に前年比6%上昇した。

総合統計庁は、その最新の報告書において、サウジアラビアが2023年2月にその石油産出量を1日あたり1,000万バレル以上まで増大させたことで、採掘活動が2022年2月と比較して先月2.2%成長したと言及した。

IPI（工業生産指数）はサウジアラビアにおける工業生産量の相対的変動を反映する経済指標であり、工業生産高調査に基づいて計算される。

その報告書によると、2月の製造活動は前年期間の同月と比較して16.8%上昇しており、その一方で、電気およびガス供給は12.9%上昇している。

IPIにおける採掘および採石、製造、電気およびガス供給セクターの相対的な割合はそれぞれ74.5%、22.6%、2.9%である。

「2022年中、工業生産指数はプラス成長を記録し2022年4月にピークに達し、年間成長率は2022年5月から毎月次第に減少し始め、2023年2月に6.0%の上昇を記録した」と総合統計庁はその報告書において述べた。

2023年1月と比較して、総合IPIは0.1%上昇し、採掘および採石ならびに製造セクターは先月の水準で安定した。電気およびガス供給は2月に前月比6.0%上昇した。

2月、工業鉱物資源省は、その月次報告において、サウジアラビアがビジョン2030において概要を述べられた目標に沿ってその経済を着実に多様化し続けることにより2022年にサウジアラビアにおける工業投資が320.3億サウジアラビア・リヤル上昇したことを発表した。

報告書によると、2022年12月までのサウジアラビアにおける工業投資総額は1.428兆サウジアラビア・リヤルに達した。

工業鉱物資源省は昨年、1,023の工場が操業を開始し、投資額は287.9億サウジアラビア・リヤルにのぼり、964の工業ライセンスが発行されたことを発表した。