
アラブニュース
ドバイ: シリアの危機に対し、シリア国民に受け入れ可能な政治解決を見出すことが重要だ、とヨルダンの外務大臣とシリアの国連特命公使は双方間の通話において述べた。
日刊紙ヨルダンタイムズの報告によると、アイマン・サファディとゲイル・ペデルセンはシリアの結束と領地保全を継続する必要を二人の討論中に強調した。また、平和を回復し、テロを廃絶し、外国からの干渉を終結させることによって難民が自発的に帰還するのに相応しい環境が作られる、と述べた。
サファディは、国連2254決議の元でシリアに政治解決を創出するために働いている国連の役割と努力をヨルダンは支持する、と繰り返し述べた。
「我々は政治解決に向けての進展を求めているが、シリア南部を含むシリア全域に住むシリア人の生活環境を改善するために、実用的な手段が採られなければならない。そうすればこの国は安定していくだろう」とヨルダンタイムズはサファディの言葉を引き合いに出した。
彼はまた、殊にコロナウィルスパンデミックの最中でもあり、難民を受け入れているコミュニティーに対して援助を施すことの重要性をも強調した。