
モハメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプト北部シャルキーヤ県のMinya El-Qamh駅近くで列車が脱線し、15人が負傷。
保健省の広報官KhaledMujahid氏は、救急車33台が事故現場に向かい犠牲者をMinyaEl-Qamh中央病院に搬送したと述べ、加えて、負傷した乗客のうち6人は後に退院したが、残りの乗客は骨折、切り傷、擦り傷、打撲など、軽度から中程度の負傷をしており引き続き手当てや治療を受けていると述べた。
列車はカイロからダカリーヤに向け運行しており、そのうちの車両2台が水曜日の夜に脱線した。なお転覆は免れている。隣接する線路を反対方向に走っていた列車の運転手は辛うじて停止し衝突を回避した。
エジプト検察の調査チームによる初期調査で、このエリアでメンテナンス作業が行われていたことが分かったが、それが事故の一因となった可能性があるとのことだ。負傷した乗客は、事故発生状況の確認のため調査員から質問を受けていた。
エジプトでは最近、北部ソハーグ県で2つの列車が衝突し、20人が死亡、169人が負傷する事故が発生しているが、この事故はそれから3週間も経たないうちに発生した。