
アラブニュース
リヤド:UAEとイスラエルが昨年9月に和平合意に署名して以降、両国関係の進展を見直したことにより、UAEがイスラエルのツヴィ・ハイフェッツGCC加盟国担当特使をアブダビに迎えた。
アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外務・国際協力大臣は、貿易、投資、観光などの分野でUAEとイスラエルの関係と相互協力をさらに探るため、同イスラエル高官を迎えたと、21日、国営通信社WAMが報じた。
両国は新型コロナウイルスワクチンの接種を先行して進めており、会談の中では、危機から確実に回復するために取り組みを加速させることの重要性を強調した。
UAEは先月、エネルギー、製造業、医療などを含むイスラエルの戦略的分野に投資するため、100億ドル規模の基金を設立した。
アブラハム合意の署名以来、両国は相互に外交使節団を設け、直行便を就航させ、数回の貿易訪問を行っており、UAEは5万人以上のイスラエル人観光客を誘致している。