リヤド:サウジアラビアの経済・計画相は、G20開発大臣会合において、不十分な淡水と衛生サービスが人的資本の発展を妨げていると警告した。
ファイサル・アル・イブラヒム大臣は、ブラジルのリオデジャネイロで7月22日から24日まで開催されているイベントの傍らで行われた「水と衛生へのアクセスの確保」セッションにおいて、このようにコメントした。
「水にアクセスできないことは農業に大きな制約をもたらし、世界の食料安全保障に影響を及ぼすとともに、資源不足による人間紛争の増加につながります」
サウジアラビアは、世界の水問題に取り組み、持続可能な解決策を進めることに強いコミットメントを示してきた。2023年9月、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、水問題への取り組みを強化するため、リヤドを拠点とする世界的な水組織の設立を発表した。