ロンドン:サウジアラビア王国外務省は、ロンドンを訪問中の同国外相のファイサル・ビン・ファルハーン王子がデービッド・キャメロン英外相と会談したと14日に発表した。
両者はガザ地区とその周辺地域の情勢についてのほか、停戦に向けた必要な措置を講じ、暴力の拡大を確実に防ぐ必要性について話し合ったと同省は声明の中で述べた。
ファイサル王子は、国際社会、特に英国を含む国連安全保障理事会の常任理事国が停戦に向けた取り組みを強化し、ガザ地区へ人道支援、食糧支援、医療支援を提供するための安全な救援回廊を設けることが重要だと強調した。
駐英サウジアラビア大使のハーリド・ビン・バンダル・ビン・スルタン王子も出席したこの会談では、両国関係の見直しも行われた。
その後、キャメロン氏はサウジアラビア外相とその同行団に敬意を表し、昼食会を開いた。