
アラブニュース
ロンドン:イエメンの情報大臣は25日(日)、マリブ付近の戦闘においてフーシ派武装組織が一部の地域を支配下においたとのニュース報道を否定した。
「われわれは、イランの支援を受けたフーシ派武装組織がマリブ北西のカッサラ地域を支配下においているという、フランス通信社(AFP)が流したニュースを否定します」とムハンマル・アル=エルヤニ(Moammar Al-Eryani)はツイートした。
We deny mews published by Agence France Press on control of Iranian-backed Houthi militia over alKassara area northwest of Marib &express our deep regret that a global agency subjected to misinformation &promotion of unfounded news aim of raising morale of the collapsed militia
— معمر الإرياني (@ERYANIM) April 25, 2021
彼は、世界的な通信社が誤った情報に左右され「事実無根の情報」を広めたことに対し、イエメン政府は深く遺憾の意を表すと言い添えた。
大臣は、マリブにおけるイエメン軍とその同盟軍は、いくつもの戦線においてその陣地を維持していると確認した。
「われわれは、報道機関と通信社に対し、イエメンの政治的・軍事的進展をとりあつかうに際し信用性を保ち、イランの宣伝機関やフーシ派テロリスト武装組織による誤った情報のえじきとなることを避けるよう、求めます」と大臣は述べた。
AFPは25日(日)、軍の情報源を引用して、フーシ派武装組織は多数の死傷者を出しつつもマリブ市の中心近くまで前進もしたと述べた。